直ちにサインはせず、一度ご相談にいらしてください。
交通事故で怪我をした場合、加害者の保険会社から慰謝料などが支払われます。 慰謝料の計算には、裁判所で使われている基準(裁判基準)と、保険会社が独自に作っている基準(任意基準)があります。どちらを使うかで、金額が大幅に変わってくる場合があります。
たとえば、通院6か月のけがの場合、
裁判基準だと 89~116万円
任意基準だと 60~70万円(1日4、200円程度の計算)
となり、場合によっては2倍以上の差が出ることもあります。
保険会社は、低いほうの「任意基準」で金額を出してきます。「大手の保険会社が言うことだから間違いないだろう」としてサインしてしまうと、低い金額での解決となってしまいます。
これに対し、弁護士が間に入り、「裁判基準で払ってほしい」と交渉すると、保険会社は金額を増やしてきます。
このため、保険会社から賠償額の提示を受けた場合、一度ご相談にいらしていただきたいと思います。
茂原総合法律事務所では、保険会社からの提示内容をチェックし、その後の交渉も行っています。
弁護士費用については、ご自分の保険に弁護士費用特約がついている場合は、自己負担なしで手続できます。